■ヘルメット着用は絶対なの?義務化の目的・選ぶ基準
日本では「道路交通法第119条の2」で、原付を含むすべてのバイクの運転者は、乗車中にヘルメットを着用しなければならないと定められています。※運転者だけでなく、同乗者もヘルメットの着用が義務付けられています。
◎違反した場合
罰則: ヘルメット未着用で走行した場合、違反点数1点、反則金5,000円〜9,000円(違反場所により異なる)が科せられる可能性があります。※例外あり
◎ヘルメットの義務化の目的
バイクに乗車中の事故による頭部への致命傷や重傷を減らすこと
事故発生時の衝撃を吸収し、頭部へのダメージを最小限に抑える効果のため
◎ヘルメットを選ぶ基準
規格適合品を選ぶこと が重要です。(SG規格 または JIS規格に適合している必要があります。)
サイズが適切であること、頭部にしっかりフィットすることを確認しましょう。
用途に合わせた種類を選ぶ ことも大切です。
ヘルメットの着用は、ライダー自身の安全を守るためだけでなく、周りの人々を守るためにも重要です。バイクに乗る際は、必ずヘルメットを着用しましょう。
■ヘルメットの取り扱い方法
◎お手入れ方法
▽外側のお手入れ
柔らかい布やスポンジを使って、中性洗剤を水で薄めたもので拭きます。傷の原因になりますので強い溶剤や研磨剤を使わないように注意し、清掃後は風通しの良い場所で自然乾燥させてください。
▽内側のお手入れ
取り外し可能な場合は、パッドを外して中性洗剤を使い、優しく手洗いします。菌や臭いを防ぐために、消毒用アルコールを使って軽く拭くこともおすすめです。
▽バイザーやシールドのお手入れ
汚れがついた場合は、中性洗剤を水で薄めたもの、または専用のクリーナーを使い柔らかい布で拭いて清掃します。※シールド拭き上げ清掃をする際に石油系溶剤を使用しないでください。
◎定期的な点検
・劣化や破損の確認:定期的に全体を点検し、ひび割れや変形がないか確認しましょう。
・使用期限:ヘルメットには製品のメーカーが推奨する使用期限がある場合が多いです。転倒や破損がなくとも期限が切れている場合は買い替えを検討しましょう。
◎保管について
ヘルメットは、熱や紫外線にさらされると素材が劣化し、衝撃を吸収する力が弱くなることがあります。そのため、直射日光を避けて涼しい場所に保管しましょう。また、湿気があるとカビや腐食の原因になるので、乾燥した場所に保管することが大切です。
ヘルメットを落下や衝撃から守るために、専用のケースやバッグの使用もおすすめです。
◎処分方法
・リサイクル: ヘルメットは、リサイクルが可能です。地域のリサイクルセンターに問い合わせて、受け付けているかどうかを確認してください。
・廃棄: ヘルメットは通常、不燃ごみとして処分されます。不燃ごみとして出せない場合は、分解して各部品を適切に処分する方法もあります。
■NANKAI BRAND SHOPで取り扱いのあるメーカーは?
■ヘルメットの種類
1.フルフェイスヘルメット
顔全体を覆うデザインで、最も高い安全性を提供します。風や異物から顔を保護し、特にスポーツバイクやツーリング、ロングライドなどに適しています。
2.オープンフェイスヘルメット (ジェットヘルメット)
顔部分が開いているデザインで、自由な視界と通気性があります。都市部のライディングやクルージングに適していますが、安全性はフルフェイスに比べて低いですが、視界が広く、通気性が良い。
3.システムヘルメット(フリップアップヘルメット)
フルフェイスとジェットの両方の機能を持つヘルメット。顎部分が取り外せるため、状況に応じてオープンフェイスとして使用できる。ツーリング、ロングライドなど、あらゆるシーンに適している。
4.モトクロスヘルメット(オフロードヘルメット)
バイザーが付いていて、オフロードバイク用に設計されています。通気性が良く、顎のカバーはないことが多いです。主にダートやトレイルでのライディングに使用されます。